雪景色 1915年(大正4年)
デザイナー: Arthur Boesen
デンマークは緯度的に大変高いところにありますが、北大西洋海流という暖流のお陰で、その気候は地図から判断するよりもかなり穏やかなものです。
そのため12月から3月にかけて霜がおりますが、雪はほとんど降りません。

1915年のプレートには、雪の降り積もった中、クリスマスイブに教会に向かう人々が描かれています。ほとんどの人が歩いていく中、一組のカップルは馬ぞりにのっています。
絵の左側に生えているのはトウヒの木です。
そして右奥に見えるのが教会なのでしょう。
きっとこれだけの雪が積もるのは珍しいことだったので、モチーフとして取り上げら他のでしょう。